BROOKの裏側 見せちゃいます①~ 工場編 ~


 

BROOKは三重の木を使ったオーダー家具のお店です。
三重の木からどんな風に家具ができるのか、
工場見学してきました。

訪れたのはBROOKから車で1時間程
三重県亀山市加太にある
「 三栄林産株式会社 」です。
BROOKの母体でもあり、姉妹店の
” ノッティーハウスリビング “
“かぶとの森テラス”の運営会社です。


姉妹店とみんなで製材工場と家具工房を見学しました!

あんまり考えたことないと思いますが、、
木製家具って元々は森に生えている木だったんですよね。

“じゃあどうやって家具になるの???”
というところを三重の木を扱っている三栄林産で
製材、家具製作までの現場を見せていただきました。

さてそれでは、森へ木を切りに、、!
は、
時間がかかるので、
切られた木の中から”良い木を選んで”
製材工場へ運ばれてきたところからはじまります。

はじめはご覧のように丸太の状態
木の皮がついた状態ですね。
こちらは長さ3m。


数字は丸太の直径だそうです。

こちらの機械で木の皮を剥ぎます。

こちらは動画 →木の皮を剥いでいます
最後はぼとっと下へ落として重機で運びます。

そしてこちらで四角にカット。
このサイズは柱などに使われるそうです。

左右に刃が付いていて一度に両サイドカットします。

こちらは動画 ①→ カットしているところ
こちらは動画 ②→ カットされて機械に押し戻されるところ
戻ってきた木の向きを変えてカットして形を作ります。

 

お次は、かなり大きい丸太です。
こちら長さ4m!

三栄林産 常務こと製材マン 牧森さんが華麗な運転さばきで
巨木をヒョイッ、すすすーっと次の機械まで運んでくれました。
呆気にとられて動画撮り損ねました。。。
格好良かったです。

木って大きいですよね。
これをこれらからカットします。

緑のレーザー線でカットする位置を決め、測ります。

さあ、もちろん動画です!
列車のような機械でぐわーーっと!カット!
このサイズは大黒柱などになるそうです。

こちらは動画① → 機械がかっこいい
こちらは動画② → 大きくカット!

今カットしていた機械の刃。
や、でかすぎてかっこよく見えます。
そしてお気づきでしょうか?
どれも収納が木で出来ているんですよ!
どんなものもそれに合わせて作れちゃう。
すごい!

最初の丸太の状態では水分を含んでいるので
カットした後に
乾燥機にかけて水分を取ります。
乾燥機 ↓

基本的に木が大きいので
機械もどれも大きいです。

いかがでしたでしょうか?
こうして製材された木材は建築現場や
家具工房へ行き、お家や家具ができます。

では早速、家具工房へ!
製材工場からすぐ隣に家具工房はあります。
左手にある建物が家具工房、右手の建物は先ほどいた製材工場。
みんなで移動します。

こちらが家具工房。
製材所と違い機械がたくさんあり
それらを職人さんが細かく使い分け、製作しています。
BROOK FURNITURE CENTERにはない機械があったりと、より専門的です。

こちらでは家具職人の宮田さんが職人技でスイスイーっと
釘や接着剤を使わず木だけで、、

宮田さん① → 木の荒い部分を削いでいます

宮田さん② → 別の機械でさらに微調整

宮田さん③ → さらに別の機械でカットへ
こちらの機械は長さのある木を真っ直ぐに切ることができます。

そして接続部分に穴を開けます

 

見てくださいこんなに綺麗に!

そしてパーツを組み合わせて、、

BROOK社長 さか たけやの ” T “をつくってくれました!
社長ご満悦で何よりです。

あまりの早業に一同付いて行くのに必死でした。が
家具は数ミリ単位の世界。
さらっと職人技を目撃してしまいましたね。

BROOKにて承ったオーダー家具も
BROOK店内のテーブル、椅子、棚や
FURNITURE CENTERや
ZAKKAで販売している小物も

全て三栄林産で製材されたものです。

何気なく使っていますが、
手元に来るまでにいろんなことが起きているんです。
お客様からオーダーいただいて、
職人さんたちの手が触れ、

全員のこだわりが詰まった家具が出来上がるのです。

製陶所に見学へ行った際も思いましたが
家具も同じ。
ひとつひとつ手作業で丁寧に。
木もひとつひとつ表情が異なります。
同じものはないのです。

今回もまた、実際の現場で
ものづくりの素晴らしさを体感しました。
貴重なお時間ありがとうございました。

次回、
BROOKの裏側見せちゃいます② ~ 理由編 ~

もう少し深い話をしたいと思います。

お付き合いありがとうございました。